「元気で帰ってきて」 小中学生らサケの稚魚放流 睦沢町

 睦沢町の「瑞沢川にサケを放流する会」(幸治昌秀代表)は、一宮川支流の瑞沢川でサケの稚魚を放流した。同会のメンバーに睦沢中学校と土睦小学校の子どもたちが加わり数百匹のサケの稚魚が、学校近くの一ツ川橋付近から放たれた。

コーチ 眼鏡
 両校の水槽で4、5センチに育てられたサケの稚魚は、まず土睦小の自然たんけんくらぶ4、5、6年生24人により、同川に放流。睦沢中3年生70人と、地域住民らが「元気で帰ってきて」と願いながら放った。ロレックス 時計
 同町では2010年に瑞沢川から分岐している鎮守川で約30匹のサケが見つかっており、昨年も数匹ながらサケの遡上(そじょう)が確認されるなどサケへの愛着と期待が大きい。
 同会は昨年もサケの稚魚を放流しており、現在は北大西洋西部でベーリング海を目指している頃。ローレックス コピーこの後アラスカ湾を行き来しながら成魚になるまで過ごし、早ければ14年には瑞沢川に里帰りするという。